戦後期。現代

戦後期。現代

「20世紀後半におけるサハリン州の歴史」と題する展示は、21世紀始め頃を含め、1945年以降、サハリンとクリル列島で起こった事件を紹介し、現代のサハリン州の形成、多民族住民、経済と文化について語ります。

第二次世界大戦終戦後、サハリン南部とクリル列島はソ連邦に編入されました。

最初、南サハリンスク州が設置され、それから1947年に統一のサハリン州が設置されたことについては、展示の書類、写真と地図が語ります。

当時、サハリン南部とクリル列島の住民は、幾つかの大きな民族-ロシア人、日本人、朝鮮人、アイヌ人などから成っていて、その人数構成は変化しました。

島々の戦後発展の特徴は、サハリン南部でソ連住民と日本住民が一緒に働いていたことです。D.N.クリューコフ南サハリン・クリル列島住民管理局長の撮った写真に、1946年5月1日、豊原(現ユジノサハリンスク市)でメーデーを祝うソ連住民と日本住民が写っています。

1946年12月、ソ連・米国間の合意に従い、アイヌ人を含める日本人はソ連から引き上げられました。引き上げは、1950年代の終わりごろまで続いていました。

1940年代後半~1950年代始め頃、ソ連の人々がサハリン南部とクリル列島に移民始めました。「コルホーズの農民たちよ!サハリン州の豊かな土地に移民せよ!」と題するポスターは、その時代の典型的なもので、移民に対する特典を紹介しています。「1940~1950年代における移民の部屋」という展示は、共産党の呼びかけ、コムソモール(青年共産同盟)の派遣証明書により国民経済復興のためにサハリンに移民した人々の日常生活を紹介します。

国内全域と同じように、サハリン州にとって、1950年代は、ソ連国民の戦後復興の労働・創造の活性化の時代でした。

1971年、経済的・文化的な建設の実績でユジノサハリンスク市は、労働赤旗勲章を、1982年、民族友情勲章を授けられました。多くの労働集団は、生産性向上のために行われていた、全ソ連邦や全ロシアの社会主義競争で何度も勝者となりました。

その時代の魂、人々の熱狂は、島々における新産業部門の創設、サハリン州南部・北部における経済の発展について語る展示物により伝わります。石油産業、石炭産業、漁業、木材産業と製紙業の先駆企業の写真が展示されています。

サハリンの石油産業は、加速度的に発展し、21世紀の最初の10年間、州内経済における高度に発展した部門となりました。

展示には、世界で一番大きい石油・ガス開発プロジェクトである「サハリン2」プロジェクト施設の写真があります。当プロジェクトは、1994年に実現始まりました。その枠内で、サハリン東北部海岸から15キロ離れたオホーツク海のサハリン大陸棚における、ピルトゥン・アストフスコエ油田とルンスコエガス産地が開発されています。

サハリン大陸棚の初石油は、1999年、「モリクパック」プラットホームから採掘されました。「モリクパック」プラットホームの模型は展示物の中にあります。

最近から、アニワ湾は、サハリンの大事な名物の一つとなりました。ここに、ロシアで初めての天然ガス液化工場(「サハリン2」プロジェクト)が所在しています。当工場では、パイプで運搬されてくる天然ガスは加工され、液化されます。当工場の液化ガス生産能力量は、年間、960万トンです。

展示の二枚の写真には、意義のある事件が写っています。それは、I.P.ファルフトディノフ元サハリン州知事とプロジェクトのパートナーたちによる天然ガス液化工場建起工式(2001年)及びD.A.メドヴェーヂェフ元ロシア連邦大統領による工場開業式(2006年)です。

ユニークな写真と書類のコピー及び本物の物は、漁業の発展経過を紹介します。戦争直後、漁業は、大体、沿岸海域で行われました。古い消極的な漁業から積極的な漁業に切り替えるのために、1950年代、小型漁船は大型漁船に変わりました。セーナー漁船などを利用することで、漁夫たちは公海に遠く出られ、漁獲量がかなり増えました。

当時、集中的に住宅建設が行われ、成功に保健、教育、文化分野が発展していました。映画館、博物館、文化会館、劇場、朝鮮民族劇場やオーケストラが開館しました。

最終展示物は、I.P.ファルフトディノフ元サハリン州知事(1950―2003)の人生について語るコンプレックスです。その中に写真と本物の所持品があります。

I.P.ファルフトディノフは、1995年から2003年にかけて、サハリン州知事で、州の経済・社会分野に大きな注意を払い、州に、とりわけサハリン大陸棚における油田・ガス産地の開発のために外国投資者を積極的に誘致しました。

 

博物館の展示

地下一階
歴史的な地質学
極東海の動物
一階
植物動物界
展示会場
古代文化と民族
深海に
二回
戦後期。現代
サハリン島と千島列島の発見と開発
戦前時代。第二次世界大戦
ロシアの懲役徒刑地とされたサハリン







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