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博物館の新しい出版物
08.11.2017
サハリン州郷土博物館による「ロシアの将校の眼から見たサハリン原住民(1860~1870)」という新しい科学出版物が発行されました。作成者はロシア連邦文化功労者、博物館の主任研究員としているヴラジスラヴ・ラティシェフとガリナ・デュダレツです。
以前に珍本となってきたサハリン原住民にちなむ以下の論文がその本に載せられています。
•F・デプレラドヴィッチ氏による「南サハリンの民族学概論」(1875年);
•M・ドブロトヴォルスキー氏による「サハリン島の南部」(1868年のドブロトヴォルスキー医者による軍事医学報告から抜粋)、「ロシア庶民医学とサハリンアイヌ族の民間療法との対照」(1874年)、「サハリン島にあるBothriocephalus Latusなどの腸の寄生虫」(1872年)
•A・ヴァシリエフ氏による「サハリン島への旅行」(1870年)。
F・デプレラドヴィッチ、M・ドブロトヴォルスキー、A・ワシリエフとは19世紀後半に何の巡り合わせでサハリンで勤務することになりました。その方々の科学と研究活動が民族詩学研究で重要な役割を果たしました。
優れた先駆者と研究者とした上記の方々の論文が150年間後また現在の読者に戻って、サハリン島の歴史にかかわる新しい論文に対して信用できる史料学基礎となります。
「サハリン州において文化部門の発展」という国立プログラムが実現される中、2016/04/27にサハリン州文化・古文書事業省による175-р番の指令に従って社会的に重要な郷土研究文献の出版委員会の決定によって「サハリンとクリル歴史図書館」シリーズの出版物が発行されています。
歴史家、民族詩学社、郷土研究家、又はサハリンの過去に興味を持っている方々に向けられています。
本記事の作成:郷土博物館の学術秘書ネリ・イリイナ
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